死を呼ぶ赤子
真夏の夜らしく怖い話を・・・。
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あるところに住む夫婦に子供が生まれた。
その子供がはじめて言葉を発した。
「オバアチャン」
すると、おばあちゃんがポックリと死んでしまった。
残された家族は、最後に孫に呼びかけれられたのだから、と思った。

しばらくして、その赤ん坊がまた言葉を覚えた。
「オジイチャン」
すると、お爺さんがバタリと倒れて、事切れてしまった。
残された夫婦は、「まさか」と思いつつお爺さんを埋葬した。

また、しばらくすると、赤ん坊がまた言葉を覚えた。
「オカアサン」
すると、なんと、母親が苦しみだし、そのまま亡くなってしまった。
残された父親は、戦々恐々としつつも、赤ん坊を捨てる事も出来ず
せめて自分の名だけは呼ばせないように育てるしかないと思った。

そんなある日、とうとう赤ん坊が言葉を覚えてしまった。
「オトウサン」
”あぁ、ついにこの日が来てしまった!!”
父親は半狂乱になって家の外に飛び出した。
すると、向かいの家から断末魔の悲鳴が。
向かいの家の旦那が死んだのだ。

残された父親は思った。
「むしろ死にたい」
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・・・すごくコワイ。
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by climberkitune | 2005-08-17 00:40 | NETA★
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日常生活の断片
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