ローレライ
劇場で見そびれた映画『ローレライ』を見た。
とはいっても、すでに原作を読んでいるので、
大方のストーリーは知っていたのだが。

原作のポイントをおおむねおさえた内容とはいえ、
上下2冊の長い物語を2時間に集約しているので、
原作を知らない人には不可解な内容が多かったのではないかと思った。

感動仕立てのストーリーになるようにまとめられているので、
相応の感動の物語に仕上げられているのではなかろうか。

内容の現実性ということに関してはあまり納得できなかった。
ローレライシステムの存在はともかく、
もう少し史実に沿って、隠された歴史の闇の部分を語るような
ストーリーの展開だったらもっと良かったが、
それは原作の時点で無理があった部分でもあるので・・・。

残念だったのがCGのクオリティだ。
もう少し重厚なCGを期待していたのだが、これではあまりにも安っぽい。

映画を見てガッカリした人は、改めて原作を読んでもらいたいと思う。
原作は感動するためのストーリーではなく、
それぞれがいろいろな事を考える事のできるストーリーになっている。
作者、福井晴敏が今の日本人に問いたい事が、
『亡国のイージス』とは違う視点から述べられていると思う。
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by climberkitune | 2005-10-05 00:10 | Daily
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