アヴェンジャー
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少し前にブックオフで見つけて購入。
風邪も落ち着いてきたので、ここぞとばかりに1日かけて読みきった。

実は、フォーサイスが新作を(それも1年以上前に)出していたことを知らなかった。
以前ほど本屋に足を向けなくなったということを実感。
以前だったら、この渋く目立つ表紙は絶対に見逃さなかったと思うのだが・・・。

東西の冷戦も終わり、国家の情報を探るスパイが活躍する時代ではなくなったので、
一時期はフォーサイスの小説ももう出ないのではないか・・・とも言われていたが、
本作でも相変わらず時代に相応しいプロフェッショナルが、見事な行動を取っている。
読み手としてはうれしい限りだった。

今回も、主要な登場人物の過去から現在に至る経歴や経緯が
事細かなストーリーとして仕立てられているので、
どのような人物がどのような行動を取っているのかが手に取るように判る気がする。
また、主人公が計画を進めていくに当たって、幾重にも待ち受ける困難を、
緻密な計画と、敵側の裏の裏をかくような策で切り抜けていく様子が
何ともエキサイティングでどんどん引き込まれていく。

そして―――
フォーサイス作品の「お約束」とも言えるサプライズが待つ結末へ流れ込んでいく。
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by climberkitune | 2006-01-13 23:38 | Books
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日常生活の断片
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