飼い犬のマグが、昨年暮れ頃から急に衰えが目立っていたが
いくつか気になる事があったので今日、獣医に連れて行ってきた。 とはいえ、高齢だけに体のそこかしこが衰弱していても当然なのだが、 一応は検査を受けておこうと思い立った。 レントゲン撮影や血液検査などをした結果、癌だという事が判明した。 状況はかなり進行していて、何ヶ所かに転移が起こっている模様。 前立腺癌の影響で、腎臓から膀胱が圧迫されているらしく、 これが原因で腎機能の低下が起こっているようだ。 骨髄にも転移があるようで、かなり貧血になっているようだ。 さらに、肺の一部にも癌が。 なるほど、これが癌の告知というヤツか。 すでに手術でどうにかできる状態でもないのは素人目にも理解できた。 獣医によると、この状態からだと余命は1~2ヶ月くらいではないかとのこと。 以前より、「年が年なんだから無駄な延命はせず、最後まで面倒を見る」 という家族の総意があったので、その旨を伝えると、 ステロイドの投与によって、多少は元気になる可能性があるということだったので、 5日分の薬をもらってきた。 いずれにしても、ゴールデンレトリバーで14歳というのは、相当な長寿のようなので、 まさしく寿命が尽きようとしているということは、受け入れる事ができたが、 「癌」「転移」「余命」という言葉はあまりにも生々しいので、 マグを溺愛している家族一同には、このことを伏せておくことにした。 「年をとって血を作る力が弱くなってるから、貧血状態なんだと」 「あんまし体が冷えないようにしたほうが良いってさ」 「どっちにしても年だから、かわいがってあげてください、って言ってたよ」 家族には当り障りのないことだけ伝えておいた。 別に特別な事ではなく、今現在、普通にやっている事なのだが。 さて・・・どうせなら寒空の下ではなく、今年の桜を見てから逝け。
by climberkitune
| 2006-02-13 22:16
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