フリークライミングの定義【2】
(承前)
道具に頼らないのがフリークライミングという事は先に述べたが、
・専用の靴(=クライミングシューズ)の使用は認められている。
・滑り止めの粉(=チョーク)の使用は最小限に留める。
といった暗黙のルールが存在するが、
これらを利用しないという制限を自らに課している人もいる。
(まぁ靴くらいはほぼ全ての人が履いているが、
靴の性能の向上によって、登れる難易度が向上している事も事実だと思う)

安全確保用の道具は、墜落した場合に備えてのものであるが、
それを装着してるという事実によって、
致命的な墜落の可能性という精神的なプレッシャーを
取り除くという効果もある。

 例えば10cm幅の平均台の高さが、地上30cmの時と地上30mの時とでは、
 渡り切るのに要する技術は同じであるとしても、後者の方が
 精神的なプレッシャーが極端に高くなるのと同じ事。

これは、見方によっては「道具に頼っている」と言えなくもない。

そのため、究極的には一切の安全確保を排除して、体一つで
岩を登りきるのが究極のフリークライミングと主張する人もいる。
もちろん、ある程度以上の場所から墜落すれば、
十中八九、死は免れられない。これをフリーソロという。
実際にその究極のスタイルで数々のルートが制覇されている。

しかし、それに至るまでは充分な安全が確保された状態で
どこまでの難易度を自分がクリアする事ができるかを
見極められるようにトレーニングを重ねなければならないし、
それ以上に、生死の危険と隣り合わせの極限の状況に耐えうる
精神力が必要となる。
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by climberkitune | 2005-03-04 00:01 | Climbing
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