2005年 04月 15日 ( 2 )
カタクリ


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あれ?と思うところにカタクリが咲いていた。

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かた-くり【片栗】
ユリ科の多年草。山野に自生。
早春に二葉を出す。葉は厚くて淡緑色、表面に紫斑がある。
春早く、長い花柄を出し、紅紫色六弁の美花を開く。
花被片は外曲反転し、下向きに咲く。
地下茎は多肉・白色棍棒状で、澱粉を蓄える。
カタコ。古名、かたかご。

広辞苑第5版より
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ちなみに、市販の片栗粉というのはジャガイモの澱粉。

カタクリの種子をアリが食物として巣に持ち運んで、
食べ忘れたものが発芽して広まっていくという説がある。
鳥のフンによって運ばれる種子と比べると、
なんともノンビリした繁殖方法だ。

近年では乱獲が進んで、非常に貴重な植物になっている。
貴重な山野草は自生するままに任せておけばいいものを、
自分の手元に飾るために掘る人がいる。

そんなエゴイストが持ち帰った花を
本当に大事にできるとは思えない。
何もかも自分だけの為に蒐集したがる人は、
植物愛好家などではなく植物虐待家だ。
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by climberkitune | 2005-04-15 00:00 | Natural Histry
小論文と小作文
試験で「小論文」とか「小作文」というものを見かける。
与えられたテーマに沿って文章を作成する。

一見、同じようなものに見えるが、実は大いにに違うもの、、、のようだ。
その違いを一言で言えば、論文と作文の違いである。

簡単に言えば
論文:事実や論拠に基づいた文章
作文:事実無根でも、問題ない文章
という事になる。

つまり「小論文」といった場合には、書くことが事実でなくてはならず、
文章作成者の知識や洞察力、視点が評価される。

一方、「小作文」の場合には、内容は100%フィクションでも全く問題はなく、
その文章のいわゆる「面白さ」が評価基準となる。

つまりこの2つ、評価の仕方が全然異なってくるわけだ。

これを試験内容として評価する場合、
検証や知識の照らし合わせだけで片付く場合と、
その文章の「面白さ」を考えなければならない場合。
前者の方は比較的客観的に評価できるので、公平な評価が出来そうだが、
面白さの評価とはいかなるものか。

読む人間の好みによって全然違って来る、
すなわち評価基準があまりにも曖昧となる。
読む人間、つまり採点者好みならば高得点、そうでなければ低得点となる傾向が強くなるのは否めない。

そう考えると、この種の試験の評価基準とは何か、という気もするが、
企業が自社好みの人材を探すのにはうってつけなの試験かもしれない。
どちらにしても、文章というものは作成者の人柄、知識、知性、表現力などいろいろなものを表しているのともいえるのだから。

ただ、出題者側が意図的に「小論文」と「小作文」とを区別していて、
その上で出題しているのかどうかという点についてはいささか疑問ではあるが・・・。
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by climberkitune | 2005-04-15 00:00 | Thinking



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