カテゴリ:Climbing( 59 )
あるクライマーの死
知り合いのクライマーが墜死した。
詳細は不明だが、懸垂下降の準備中の事故だったようだ。

クライミングによる事故は100%無くす事はできない。
マーフィーの法則では「起こる可能性がある事は、必ず起こる」という。
改めて事故が起こる可能性を、
ほんの僅かでも減らせるような心掛けをしたいと思う。

同じ過ちを繰り返さないというのが、故人への最大の供養かもしれない。

・多重バックアップによる安全確保
・自己チェック、相互チェックの徹底
この2点を徹底するだけで、ほとんどの事故が無くせるはずなのだが・・・。
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by climberkitune | 2005-10-25 00:00 | Climbing
第五回 旭・安八カップ
晴れとの天気予報が外れ、雨が降るあいにくの天気の中だったが、
安八スカイウォールで「第五回 旭・安八カップ」が開催された。

私は今回もマスタークラスにエントリーした。
今回は7人がマスタークラスにエントリーしている。
このクラスは2本のルートを登った後に、その合計到達高度のポイントが
高かった選手が決勝に進出することになってる。

1本目:
垂壁~薄被りのテクニカル系のルート。
見るからに得意なタイプのルートだったので気合が入る。
完全にオブザベーションのイメージと自分の登りとがマッチするという
これまでにない冷静で調子の良い登りが出来たが、
終了点手前の急に悪くなる辺りでチカラ切れとなり
次のホールドにデッドポイントするものの保持できずに落ちる。
結果は、同着3人とはいえ1本目のルートでは一位。
d0052538_21174415.gif


2本目:
垂壁~三段ハングのバランス→パワー系のルート
1本とは打って変わって、明らかに苦手なタイプのルートだった。
下部の垂壁セクションは苦手なポケットホールドを怨みつつも
壁のパターンを使ったりして、ハング手前までにじり上がる。
ここから、ノブ状ホールドからリップのカバホールド(写真の赤丸)まで
飛びつき気味に一気に行こうとするが失敗。
左のカンテを使おうか迷ったが、雨で濡れているとイヤだったので
手を出さなかったが、結局このカンテは濡れていなかったようだ。
他の部分のムーヴはほぼ完全に読みどおりだったので、
この失敗が悔やまれた。
d0052538_21374133.gif


結局2本目の失敗が響いて6位となり、決勝進出はできなかった。
決勝ルートはかなり厳しかったようで、ほとんどの選手が
下部の垂壁で落ちていた。
大会終了後に決勝ルートをトライさせてもらうと、
他の選手の登りを見た後とはいえ、
優勝選手とほぼ同じところまで登れたのが何とも悔しかった。

しかしながら、たまたま相性が良かっただけかもしれないが、
これまでに参戦したどのコンペよりも良い手応えを得られた。
調子に乗って、今後のコンペにも積極的にエントリーしたいと思う。
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by climberkitune | 2005-10-23 00:00 | Climbing
ダン・オスマンの勇姿
亡きダン・オスマンが「BEAR'S REACH」(5.7)を
スピードフリーソロする動画をネットで見つけた。
スピードクライミング
誰が為に鈴は鳴るより)

これは、ご存知『MASTER OF STONE 4』に収録されているものだが、
改めて見ると、「コイツ、やっぱイカレてる」と思える。

5.7とはいえ120mを4分25秒、しかもダブルダイノのサービス付き。
(これには収録されていないが、ビデオのエンディングのカットシーン集では、
 軽いランジでスリップして失敗、でもすぐに登りつづけるというシーンもあった)
なんて非常識で凄いヤツだ。

死んでしまったのが悔やまれるが、この種の事が派手にエスカレートしていくと、
いつかは事故を起こしてしまうという事なのだろう。
学生の頃から私のヒーローの一人だったことは間違いないが、
あんな領域には一生近づけないだろう。

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by climberkitune | 2005-10-20 12:49 | Climbing
第五回旭・安八カップ・・・の準備
来週開催される、第五回旭・安八カップの準備のため、
安八スカイウォールのホールド外しを手伝いに行った。

一般的なクライミングジムでのホールド外しを何度も見ているせいか、
安八のホールドは壁面積の割に数が少なく感じられ、作業自体は楽に終わった。
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by climberkitune | 2005-10-16 00:00 | Climbing
X-wall用語の基礎知識【2】
ちーむ-てくにっく【Team Teknik】

元々はカナダのホールド製造集団"Teknik"の
怪力筋肉男ネルスを中心にしたパワフルな3人組のこと。
(伝聞によると、ネルスの胸板の厚みと肩幅はほぼ同じらしい)

X-wallにおいては、常連のうち特にパワーに秀でた集団を指す。

主な構成メンバーは"セーケン"、"マイケル"、"コハタ"。
いずれも見るからに逞しい体つきをしていて、
微妙なフットワークや繊細なバランスを要する課題をも
驚異的なパワーで捻じ伏せるクライミングを真骨頂としている。

最近では、顧問に"マスマス@柳が瀬ナビゲーター"らを迎えた
「チーム・ピンクテクニック」なる派生集団の活動も活発らしいが、
その活動内容やクライミングとの関連は謎に包まれている。
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by climberkitune | 2005-10-04 13:07 | Climbing
BigRock名古屋
折角の休日だったものの、天気が不安定そうだったので
岩を触りに行くのを諦めて、X-wallのホールド変更を手伝いに行くつもりだったが、
いつものメンバーがBigRockに行くとの事だったので、
そこに加えてもらって、久々にBigRockに行くことにした。

今日はリード、あるいはロープを使ったクライミングが初めてという人が多く、
もっぱらその人たちの登り方やビレイの練習がメインだったのだが、
何だかんだで、私も満足いく本数をトライできた。

リード用壁のスケールが8~10mとそれほど大きくない事や、
気軽にトライできるボルダーのほうに惹かれる事などから、
これまではここでのロープを使ったクライミングには
あまり関心が無かったのだが、登ってみると意外と面白い事が判った。

最近の自分のインドアでのクライミング傾向が
ボルダー率が90%を超えているものの、
プラトーに入ったのか行き詰まりを感じているので、
頭を多少切り替えて、リードクライミングも積極的にやってみると良いかもしれない。

また、今回でボルダーだけでなくルートにも興味を持った仲間もいるようなので、
彼らには是非ビレイなどの技術をマスターしてもらい、
"連れて行く"のではなく"一緒に行く"という仲間になってもらいたいと思った。
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by climberkitune | 2005-10-02 00:00 | Climbing
小川山  The 3rd stage 2nd day
小川山2日目。
この日はマラ岩・妹岩周辺に向かう。

マラ岩基部に着き、ケイブ内を見上げていると、
どこかで聞いた事のある声が。
見ると、世界の平山ユージ氏が現れた。
やはり、小川山は思わぬ人と出合えるようだ。

まずは「川上小唄」(5.8)を登り、
ここでジュン君が初ロープ付きクライミング。
その間、イレギュラー辺りを平山ユージが花崗岩に慣れるためと言いつつ
何度も登っていた。
生まれて初めてのスラブに取り掛かろうとするジュン君に、
「足をきちっと置けば結構滑らないものだから・・・」
と、お約束のアドバイスをすると、隣のルートからユージ氏から
「でも、時々滑るんだよねー」
との一言。思わず、
「えー、滑る時あるんですかー」
と聞くと、
「花崗岩は1年ぶりだからさー」
との事。

などという会話を交わしているうちに、
何とかジュン君が無事に終了点にたどり着く。
外岩デビューおめでとう。

他の人の写真を撮ったりしつつ、次はカサブランカ(5.10a)を登る。
前回よりはスムーズに登れたと思うが、まだまだぎこちない感じがする。
その後は、前日のドライブ疲れもあってか、一休みのつもりが寝入ってしまう。
どうやら、その間にKojimax氏がとうとう「またたび」(5.14a)のRPに成功。
成功の瞬間に居合わせることが出来なかったのが大いに残念・・・。

「ジャックと豆の木」にも挑戦したかったが、
どうも気乗りがしなかったので、代わりに「龍の子太郎」を2P繋いで登ってみた。
これが思ったよりも快適で、40mを一気に登る壮快感はなかなかのものだった。

今回のクライミングはこれにて終了。
いつも通り中央道経由で、諏訪湖S.A.で夕食の後、帰宅。
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by climberkitune | 2005-09-19 00:00 | Climbing
屋根岩2峰 セレクション
屋根岩2峰のダイヤモンドスラブ~南稜ルート上部~オリジナルピッチを
繋いだマルチピッチルート。
各ビレイ点は安定していて、ほぼどこからでも下降できることから
人気の高いルート。

以下は、9/18に登ったときの記録。
使用ギアはあくまでも目安程度のものです。

1P目:クラック(5.8)
 以前はかなりてこずっていた記憶があるのだが、今回は難なく登れる。
 使用ギア・・・キャメロット#2

2P目:スラブ(5.9)
 最高の青空の下で快適に高度を稼ぐ。
 プロテクションも適度にあり、良いピッチだと思う。

3P目:チムニー(5.2?、RCCグレードでⅢ級くらい)
 簡単なチムニーだがフレークに岩が引っ掛かり、ロープの引き揚げに手間取った。
 使用ギア・・・チムニー中のフレークにキャメロットをセット可能

4P目:クラック~スラブ~フレーク~スラブ(5.8)
 変化に富むピッチ。
 フレークを抜けたところの立ち木でピッチを切る事も可能。
 このピッチからごく簡単なルンゼ状を1ピッチでも終了点に行ける。
 使用ギア・・・キャメロット#1、#0.75
 
5P目:トラバース(5.4?、RCCグレードでⅢ~Ⅳ級位)
 ある意味、本ルートのハイライト。アンダークリングでのトラバース。
 プロテクションはキャメロット、エイリアンで充分に取れるのだが、
 そこそこの高度感があり、フォロー泣かせのピッチ。
 出だしが脆いので要注意。
 使用ギア・・・キャメロット#75、#1、エイリアン赤
 
6P目:ワイドクラック
 最後のシメ。クラック直上のラインを選ぶ。
 迂闊にも持ってこなかったキャメロット#3のサイズのワイドクラックだった。
 仕方がないので、微妙に狭いところへ無理矢理に#2を突っ込んで登る。
 ムーブ自体は問題ないのだが、流石に緊張感抜群だった。
 (抜け口にRCCボルトが打ってあると記憶していたので、
  それを頼りにしようと思っていたら、
  キッチリ抜かれていてさらに緊張感倍増だった)
 使用ギア・・・キャメロット#1、#2。注)#3が必要。

終了点は屋根岩2峰の頂上直下。
下降は、徒歩でも懸垂下降でも可能だが、
不安定な枯れ木を支点に使わないように注意。
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by climberkitune | 2005-09-18 00:01 | Climbing
小川山  The 3rd stage 1st day
今年3回目の小川山でのクライミング。
初日はいきなりクレイジージャムの予定だったが、
前日までの疲れがあったので、まずは屋根岩2峰の
マルチピッチ「セレクション」を10数年ぶりに登る。

パートナーは、クラックやマルチピッチに興味を持っているマスマス。
アプローチでいきなり迷走の挙句、ソラマメにたどり着き、
それでやっと現在地を把握できて、屋根岩2峰の基部へ。
しかし、先行パーティーや、意味不明のトップロープ集団がいて、
なかなかスタートできなかったが、一旦登り始めれば快適そのものだった。
(ルートの詳細は別記)
まるでカルフォルニアのような(行った事はないけど・・・)青空の下、
頂上で記念撮影して、ラペル2回で取り付きまで戻る。

続いて、クジラ岩に向かい、他のメンバーと合流。
成果は

・穴社員(3級)
 この傾斜・この岩質・このホールド。
 最高の要素が詰まった好ルートだと思う。

・ライトスパイヤー(3級)
 絶対に落としておきたかったクラシック課題の1本。
 最後はカチラーの本領発揮でエッジを引きつけての完登。

・エイハブ船長(1級)
 "縦カチ"から"ダイク"を取りに行く一手が思いのほかアッサリ止まる。
 そこからの"手前のリップ"を取りに行くのも楽勝。
 しかし、その先の"奥のリップ"が取りに行けず。
 この調子だとコンディションが良い時だったら登れるかもしれない。

・レフトスパイヤー(1級)
 ライトスパイヤーに輪をかけて意味不明な課題だが、
 思ったよりはホールドが掛かるので、いずれは登りたい。

・フィン(6級)
 いろいろなムーブが楽しめる一本だと思う。

クジラ岩周辺には人がたくさんいて、
見知らぬ人にスポットをしてもらったりマットを使わせてもらったりと、
和気藹々とした雰囲気がすごく良かった。

>ライトスパイヤーを一緒にトライしたJ-wallの人
あと少しでリップだから、次回はきっと登れるよ!
>最後にエイハブ船長をトライした女性
"あの"ご夫婦だとは知りませんでした。
次回はクライミングについて熱く語りましょう(笑)

駐車場に戻ると、飛騨の石垣君とみっちゃん(@高山)の2人に偶然会った。
前回は山岳会時代の友人に会ったし、
いつも小川山に行くと思わぬ人と会えるのが面白い。

夕食は具沢山の山梨名物「ほうとう」だった。
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by climberkitune | 2005-09-18 00:00 | Climbing
プレッシャー
これから小川山に向けて出発する。
今回は2日間、どこを登るとかの事前の打ち合わせはほとんどしていなかったが、
漠然とクラックを数本やりたいと思っていた。

直前になって話を聞くと、先行して入っているメンバーが明日、
「クレイジージャム(5.10d)」にトライする予定らしいので、
そこに加えてもらいたいと思っている。

クレイジージャム。
いつかは登りたいと思っていた目標のルート。
フリークライミングを始めて1ヶ月、初の小川山の時に
トップロープでトライさせてもらって、文字通り手も足も出なかったルート。
それが、今年の春に10数年ぶりにトップロープで触ってみたら
スンナリと登れて、RPに向けての手応えを感じていた。

そして明日、念願のリードトライ。
しかし時間が経つにつれて、物凄いプレッシャーを感じている。
現地でルートを見上げる前からこれとは・・・。

前回、TRでムーブはほぼ完璧に出来たと思う。
プロテクションも充分に揃っている。
とはいっても、ナチュプロでクラックをリードとなると
体力もさることながら、むしろ精神力が続くか、
それがポイントになる事は間違いない。
それだけに、多分、全身全霊の1トライしか出来ないと思う。

何とか登りきって、明日の満月を見上げたいと思う。
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by climberkitune | 2005-09-17 20:06 | Climbing



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by climberkitune
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